グリザイユ 技法について
2014年 10月 20日
台風も過ぎて 久しぶりのいいお天気。
日当たりのいいところで 画家 奥津国道さんの画集を見ていたら
グリザイユ で 奥入瀬の風景を描いた絵が出ていました。
おいらの場合 陰影 に 黒い色 は使わないので あまり過去にやったことはないのですが、今日は 気分転換にネガティブで描いてみました。
↑
グリザイユとは 、一般的には 黒やセピアなどの 単色 で描かれた絵画のことですが、ここでは一度単色で画面を完成させ、そこから彩色を経て作品を完成させる手法です。 一見 墨絵風 です。
モチーフは後楽園の茶寮ですが、黒とセピア を溶いて 明暗と形 をつくり 乾かします。
↑
乾いたら、着彩は 単純な色を載せるだけで 絵になりますし、陰影を重ねるときの不必要な濁りを少なくできます。
色彩感より バリュー感に重きを置く人にむいているのかなという気がします。
注意 :
単色の暗い色ならなんでもいいというわけではありません。
セピア この色がポイントです。
この色は沈殿色で 染みつく色なので 一度乾かすと、あとから塗り重ねた色と 溶け合って濁ることが少ないのです。
その反面、 これらの色を使った筆を洗った水は 確実に濁るので (おいらが黒やセピアを使わない理由です) 彩度の高い色は水を変える必要がありますが 戸外スケッチでは難しいですよネ。
染みついたり、沈殿したり 絵具は使用した化学薬品の性質によって微妙な違いがでるし、 同じ色の絵具でも メーカーによって違いがあるようです。
自分がよく使う色はテストしておいたほうが 無難です。
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グリザイユとは 、一般的には 黒やセピアなどの 単色 で描かれた絵画のことですが、ここでは一度単色で画面を完成させ、そこから彩色を経て作品を完成させる手法です。 一見 墨絵風 です。
モチーフは後楽園の茶寮ですが、黒とセピア を溶いて 明暗と形 をつくり 乾かします。
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乾いたら、着彩は 単純な色を載せるだけで 絵になりますし、陰影を重ねるときの不必要な濁りを少なくできます。
色彩感より バリュー感に重きを置く人にむいているのかなという気がします。
注意 :
単色の暗い色ならなんでもいいというわけではありません。
セピア この色がポイントです。
この色は沈殿色で 染みつく色なので 一度乾かすと、あとから塗り重ねた色と 溶け合って濁ることが少ないのです。
その反面、 これらの色を使った筆を洗った水は 確実に濁るので (おいらが黒やセピアを使わない理由です) 彩度の高い色は水を変える必要がありますが 戸外スケッチでは難しいですよネ。
染みついたり、沈殿したり 絵具は使用した化学薬品の性質によって微妙な違いがでるし、 同じ色の絵具でも メーカーによって違いがあるようです。
自分がよく使う色はテストしておいたほうが 無難です。
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by tedkimoto105
| 2014-10-20 01:13
| 楽しむ風景画